老人ホーム費用の比較調査

広く世界の知能を活用する。
これが、これからの時代の新規事業のあり方のひとつだろう。 もうひとつの方法はネットワークそのものを利用することだ。
1998年4月に発表された米国商務省のレポート「R」によれば、1997年末にインターネット利用者数は2億人の大台を超えているともいわれている。 インターネットの世界で展開されているのには2つの世界があって、広報宣伝ニュース提供など情報発信と、大きな市場となっているのがEC(エレクトロニック・コマース=電子商取引)である。
ECでは、企業同士の取引を「BtoB」、消費者と企業間取引、すなわちオンラインショッピングを「BtoC」と呼ぶ。 その米国における消費者向けオンライン・ショッピングの売上高は、F社の調査によると、97年に48億3000万ドル(約6420億円)にまで達し、3年後の2001年には、現在の3.6倍に当たる173億ドル(約2兆3500億円)まで拡大するといわれる。
米国ではECで成功している企業が数多く誕生している。 前述のレポートでは、最近5年間の経済成長の4分の1以上を情報産業が支えていると報告している。
ここ数年の史上空前の好景気を牽引している要因の一つがECなのである。 オンライン・ショッピングが、現在、米国で急激に伸びている背景には、世界中に市場拡大ができる販売チャネル24時間365日、販売できるカタログ通販にかかる印刷・配送費が不要実店舗が不要といったいままでの小売りでは考えられなかったプラス面があったからである。
しかも、オンライン・ショッピングがもたらした最大の変化は、マーケティングに対する変貌である。 ただ単に、「安くてよい標準的な製品」を大量生産して、売りまくるということである。

ECについて説明するときに、はずすことができないのが米国のAである。 97年の売上げナンバーワンのバーチャルショップ(仮想店舗)であり、ECでもっとも成功をおさめているひとつである。
96年オープン以来、世界最大の書店を看板にして年々取扱書籍を増やし、現在、一般的な書店の約18倍の300万冊、そして定価の最大40%オフで提供してきた。 数秒でタイトル、著者、テーマ別に検索ができ、欲しい書籍がすぐに見つかる。
在庫状況もすぐにわかる。 こうしたウェブの使い勝手のよさがウリである。
しかも、Aの詳しい書評もくわえられ、その書籍の読者からのコメントも読めるようになっている。

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